よくあるご質問

検査そのものに要する時間は異常がない場合は胃内視鏡検査で5~7分、大腸内視鏡検査で10数分です。検査終了時には会話も可能な程度ですが麻酔の影響がありますので1時間ほど安静にしていただく時間が必要となります。大腸内視鏡検査の場合は下剤で大腸をきれいにする前処置の時間が必要でこれに要する時間は便秘の有無などにより大きく異なります。早い人では2時間ぐらいですが遅い人は5~6時間かかる人もあります。その後に検査となりますので大腸内視鏡検査の場合は夕方までは予定を空けておいていただいた方がよいと思います。

鎮静剤(眠くなる薬)と鎮痛剤(痛み止め)の両方を使用する場合は静脈麻酔法の一つには入りますが、検査の際は鎮静剤のみを使用する場合もありますし、内視鏡検査のページに書いてあるように検査の場合は手術の時より使用する薬剤の量が少なくなりますので手術の際の全身麻酔とは異なるものと考えていただいた方がよいと思います。検査の際は軽い麻酔で眠っている状態でしかありませんので鎮痛剤を使用してもある程度以上の痛みは感じるし目も覚めてしまいます。

検査の際の麻酔は軽い麻酔ですのである程度以上の痛みは抑えることが出来ません。痛みを考慮せずに無理な操作を加えるから腸を破くのであって麻酔の有無に関係のない技術的な問題です。最も麻酔で問題となるのは痛がるからといって薬を追加しすぎた際に呼吸などの全身状態に注意がいっていない時が危険となります。痛みを与えないように内視鏡を操作し最低量の薬剤で検査を行う事とその場合も呼吸や脈拍などに変化が起こっていない事をモニターすることで安全な検査が可能となります。その他の問題としては検査後にしばらくはお酒に酔ったようなフラーとする感覚があることや体調などによってはまれに検査後に吐き気がでることがあります。

透視検査では胃や腸全体の形や病変の位置が把握しやすいなどの利点があります。それに対して内視鏡検査では直接見ることができるので色調など細かい変化まで観察することができるため微小な病変を発見する事が可能である事、組織検査ができる事、検査とともに切除といった治療が可能な事などが利点となります。それぞれの利点を考え検査を選択しますので、透視で異常が疑われる場合には内視鏡検査で精密検査を行う事になりますし逆に手術が必要な場合には内視鏡検査の後に透視で位置を確認する事になります。

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